ITパスポート試験に合格した場合、学校や職場への証明として『合格証明書』が必要になるケースがあります。
ITパスポート試験に合格して自宅に届く合格証と、合格証明書は違うので注意が必要です。この記事では、ITパスポート試験の合格証明書の取得方法を詳しくご紹介します。
合格証明書と合格証書の違いは?
合格証書と合格証明書は別物です。名前が似ているのですが2つは違うものなので注意してください。
- 合格証書:経済産業大臣から交付。(申請は不要)
- 合格証明書:「独立行政法人情報処理推進機構」理事長名で交付。(申請が必要)
合格証書は、ITパスポート試験に合格すると自動的に2ヶ月後くらいに送られてきます。外観は賞状のような感じです。再発行は不可なので、自身で保管します。
合格証明書は、合格発表後2週間が過ぎると申請することにより入手できます。見た目は紙1枚の書類です。何度でも発行してもらうことが可能な書類です。
合格証書が手元に届くまでの流れは、別途専用記事で紹介しています。
ITパスポート試験の合格証明書の取得方法
合格証明書は申請して入手する必要があります。申請は、だいたい合格発表から2週間経つと可能です。
合格証明書の入手方法のステップは3つです。
- 合格証明書交付の手数料を支払う
- 申請書を情報処理推進機構に郵送する
- 合格証明書が郵送で到着する
合格証明書交付の手数料を支払う
ITパスポートの合格証明書を入手するには、まず交付に伴う手数料を支払う必要があります。
1通…700円…ゆうちょ銀行の指定されている口座に振込み
振り込みの詳細(公式サイトpdf)→情報処理技術者試験合格証明書の交付手続き
手数料の支払いは、郵便局窓口&ATM、銀行の窓口&ATM、インターネットバンキングでできます。
申請には振り込みの明細書の添付が必要なので無くさないようにします。
- ゆうちょ銀行…「郵便振替払込請求書兼受領証」又は「ご利用明細票」
- 銀行…日付、氏名、振込金額が分かる「ご利用明細票」
- インターネットバンキング…「明細の画面を印刷したもの」
申請書を情報処理推進機構に郵送する
- 申請書
- 郵便振替払込請求書兼受領証などの入金情報が分かる書類(コピーでOK)
- 合格証明書の郵送先(住所)を記入した用紙
*速達希望の場合は、別途切手を同封します。
申請書のダウンロード(公式)→合格証明書交付の申請書
上記のリンクから申請書をダウンロードし印刷します。必要事項を記入します。試験区分欄には『ITパスポート試験』と記載してください。
申請書に必要事項を記入したら、明細書を指定の場所に張り付けます。住所を記した用紙と、必要に応じて切手を封筒に入れて情報処理推進機構に郵送します。
合格証明書が速く必要な場合は?
提出先の事情で合格証明書が速く欲しい場合は、速達を利用できます。その場合は別途切手代が必要になるので同封します。
急ぐ場合は速達を利用することができます。
- 速達(280円)
- 簡易書留(310円)
- 速達+簡易書留(590円)
普通郵便での送料は無料ですが、速達など他の受け取りを希望する場合は切手を同封すれば対応してもらえます。
合格証明書が郵送で到着する
申請書等を郵送してから、1週間程度で合格証明書を入手できます。
ITパスポートの合格証と合格証明書は違う!合格証明書の取得方法 まとめ
この記事では、『ITパスポートの合格証と合格証明書は違う!合格証明書の取得方法』ご紹介しました。
合格証書と合格証明書は別物です。合格証書はITパスポート試験に合格すれば自動的に送られてきますが、合格証明書は送られてきません。合格証書は賞状のような外見をしている物です。
合格証明書が必要な場合は、手数料を支払ったうえで申請書を送付することで入手できます。
メッセージをどうぞ!
コメント一覧 (2件)
まとめの項目にある
>合格証書が必要な場合は、手数料を支払ったうえで
>申請書を送付することで入手できます。
という箇所にて手数料を支払い、申請することで入手できるのは
「合格証明書」ではないでしょうか?
おっしゃる通りです!
脱字でしたので、訂正させていただきました。
ありがとうございます!