IT初心者のGbunです。独学でITパスポート試験合格しました。
試験を受ける前に色々と調べていた時に、ITパスポート試験のネットの情報を見ていると暗記だけで合格できるというのが多いなと感じました。実際に試験を受けて感じたのは、過去問はたしかに暗記モノの問題が多かったけれど…最近のITパスポートの試験は暗記だけじゃダメってことです。
今回は、実際にITパスポート試験を受けてみて感じた暗記だけでは通用しにくくなっているという傾向について書きます。
『暗記』だけではもう通用しない
今年の4月。過去問を解きまくって臨んだ試験でしたが、勝手が違っていました。
何かが違ってたんです。過去問では900点以上を取れるようになっていましたが、試験本番では少し感覚が違いました。違和感の原因は、暗記だけしていれば解ける問題があんまりない!ということからきていました。
ITパスポートの過去問の出題方式
過去問を解いている方は分かっていただけると思いますが、イメージとしてこんな感じじゃないでしょうか?暗記モノに多いAを問われたら、もうBと反射的に答えが分かる出題です。
(例)問題:CFOとは何か? 解答:最高財務責任者
こんな感じで丸暗記さえしていれば即答できる単純な問題が、受けてみると過去問に比べて圧倒的に少ない印象でした。
ITパスポート試験の内容は進化している
ITパスポート試験は、じつは100問で採点されません。総評価は92問で行われます。
では残りの8問はというと、今後の試験で出題する問題の評価のために行われます。(つまり実際は100問で戦えません。どれが対象の問題かも、試験を受ける当事者は分からないのです。)そして、その8問で評価された問題で、今後の問題はバージョンアップしていく仕組みになっています。
過去問は点が取れるのに落ちる場合も?
今回の試験で過去問を解いて自信をつけてITパスポート試験に臨んだのに、落ちた方もいます。問題自体がバージョンアップしているので、不思議ではないです。特にシラバスが更新されるときは、注意が必要です。「バージョンが変わりますよ」と案内を出しているのですから。
2021年4月の試験からはVer.5.0⇒「ITパスポート試験シラバス(Ver.5.0)」
シラバスが変更になる時は、試験の傾向にも変化があるのでしっかりシラバスの確認はしておきたいですね。
ITパスポートは、暗記の試験から基礎の力を試す試験へと変わっていっています。特に中問と言われる出題が無くなったことで、小問の質の在り方が変わったんだと推測します。もちろん、記憶で答えが分かる問題もたくさんありますので、過去問が通用しないわけではないです。
試験勉強もバージョンアップする必要がある
中問が無くなった試験になって試験回数が少ないですが、小問オンリーで出題されるようになった過去問から出題形式の変化を感じ取ることが重要になってきます。
とはいえ、その問題も手探りで設定されているでしょうから、今後さらにバージョンアップが予想されます。過去のネットに転がる記事を鵜のみにしないように、基礎力をつけて試験に挑まれるのがGbunは良いと思います。
直近のITパスポート試験は、暗記だけでは勝負できないようになってきていると感じたので。言葉の丸暗記ではなく、その言葉の意味を抑えておくことがポイントです。
シラバスをしっかり読むこともおすすめです。シラバスの中の知らない言葉は抑えておきたいところです。問題も曲者的なモノが多いので、何が問われているかを冷静に読み解いて、頭の中の記憶の引き出しを開けまくって答えを探して回答してくださいね。
イジワルな問題もあるから、注意して問題文を読んでください。
暗記だけではダメ!ITパスポート試験対策 まとめ
この記事では「暗記だけではダメ!最近のITパスポート試験に合格するには?」について書きました。
過去問をやっていると、Aと問われればBと必然的に答えられる「暗記問題」が多く出題されていたのですが、実際にITパスポート試験を受けてみると単純な暗記問題の出題数は減り、代わりに言葉の意味の本質を問うような問題が増えていました。
たった数年で問題の出題傾向が変わっています!
暗記するだけでなく、その言葉の意味を理解して応用するような力を問うようになっています。引っかけ問題も多く、反射的にパッパッと答えていると間違えていることもあります。
シラバスの改定からも問題の変化の傾向が掴めます。シラバスの内容はテキストと同様にしっかりチェックすることをおすすめします。特に2020年10月に変更になるのでその点は注意です!
ちなみにGbunは、1冊の参考書とスマートフォン用のアプリを利用して1発合格しました!
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