まったくのIT初心者でしたが、体系的にITの知識を学ぶためにITパスポートを受験して、独学でITパスポートに1発合格したGbunです。
ITパスポートに合格するためには、合格のラインを知っておく必要がありますよね?意外と知られていない社会人と学生との合格率の差や、合格のボーダーラインと言われている600点付近での合格の条件を詳しく解説します。
この記事では「ITパスポート合格率|合格の条件とは?」について書いていきます。
ITパスポート合格率は?試験は難しい?
ITパスポート試験はIT関連の資格の中で、比較的易しい試験と言われています。それでもITの知識がなかったGbunにとっては、IT技術分野は初めての単語ばかりで苦戦しました。
ただITに特化した知識だけでなく、経営や法律など幅広く学習する必要があります。ITが得意でも経営や法律の分野が苦手なことも考えられます。ITパスポートの難易度は、人それぞれのバックグラウンドによって変わってくると言っていいと思います。
ITパスポート試験の合格率は?
そんなITパスポート試験の直近の受験者全体の合格率は以下のようになっています。
30年4月~31年2月・・・52.2%
28年4月~29年3月・・・48.3%
27年4月~28年3月・・・47.4%
統計的にみると、ITパスポート試験の合格率は2人に1人が落ちるといった感じです。
社会人と学生では合格率が違う
受験者全体の合格率では合格率は50%程度でしたが、受験者の属性を見ると大きな違いがあります。社会人に比べ、学生の合格率が低くなっています。
総合すると2人中1人が落ちる難易度ですが、詳しく見ると社会人と学生との間には合格率の差があります。
社会人の合格率:約60%…5人中2人が落ちる
学生の合格率:約40%…5人中3人が落ちる
社会人の場合、合格率はだいたい60%なので5人受験すれば2人落ちるといった感じです。一方、学生さんの場合は、合格率が40%ととなり、5人受験すると3人落ちています。全体的に見ると2人に1人の合格率でしたが、学生の合格率は社会人に比べると低い結果になっています。
合格には正解率60%以上が必須
ITパスポートに合格するには、正解率60%が必須ラインとなています。
- ストラテジ系(経営全般):35問程度
- マネジメント系(IT管理):20問程度
- テクノロジ系(IT技術):45問程度
*100問出題されますが、総合評価は92問で行われます。8問は今後の問題の評価用。
問題の配分は上記のようにテクノロジ系が一番多く出題されます。
- 3分野の総合得点が、1000点満点中600点以上。(60%以上の正解率)
- すべての分野で、分野別評価の満点中300点以上。(30%以上の正解率)
上記2つの条件を満たすと合格となります。
1つの分野だけ点数が良くても、他分野が合格に達していないと不合格となる仕組みです。
600点以上だったのに落ちる場合も?
3分野の総合得点が600点以上であっても、分野別で300点以下の点数がある場合は不合格となります。例えば総合得点が605点あったけれど、マネジメント系が298点だったならば不合格となります。
ITパスポート合格率|合格のボーダーラインを知ろう!まとめ
この記事では、『ITパスポート試験の合格率と合格のボーダーライン』についてご紹介しました。
ITパスポート試験の合格率は、だいたい2人に1人となっています。また、社会人と学生では合格率が違っています。社会人に比べると学生の合格率は低く、5人受けると3人落ちています。
実務で身に着けたの知識がITパスポート試験で役立っていると言えます。とはいえ、社会人でも専門職だったりするとITパスポート試験で求められる知識は、専門外のことが多いと思います。Gbunは生物系の専門職だったので、知らないことが多かったです。
合格には総合評価で600点以上、さらに各分野でも300点以上の点数を取る必要があります。得意分野が突出してできても合格できません。広い出題範囲ですが、まんべんなく知識を付けることが必要です。
メッセージをどうぞ!
コメント一覧 (2件)
向いていない人にとっては難しいですね。
分野別に合格基準(各300点以上)をクリアーしていても総合評価点で落とされる。
直近のトレンドも取り込んで行き、尚且つモチベーションを保ち続けて行くことが難しいですね。
ねこさん、コメントありがとうございます。
そうですね。モチベーションの維持は難しいですよね。
Gnunの場合は、勉強に取り組む前に2ヶ月後の試験を先に申し込みしました。
そうすると、試験料を支払うことになるので。
落ちると試験料がムダになる!というのをモチベにして1回で受かるよう独学で学びました。